
大自然が広がる佐渡ですが、6月に人気の観光スポットとしてハズせないのが「大野亀」と「二ツ亀」。
ここでは「二ツ亀」についてご紹介したいと思います。
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「二ツ亀」とは?
2匹の亀が横たわった様に見える岩々で、粗粒玄武岩の貫入岩からできています。
貫入岩はマグマが地表に近い地中に上昇して冷えたもので、その上にあったものが佐渡島が海底から隆起する時に風や浸食で取り除かれ今の形になっているそう。
岩肌をよく見ると、マグマが入り込んだ様子や冷える時にできた割れ目が見えます。
「大野亀」と同じく、「亀」は「神」、アイヌ語の「カムイ」に通ずる神聖な島を意味しているという説も。

二ツ亀海水浴場は日本水浴場55選に選ばれた透明度の高い海と、潮の満ち引きで道が浮き出たり海底に沈んだりして景色が変わります。
また、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも2つ星を獲得しています。
6月初旬の二ツ亀は最高に美しかった!

二ツ亀に近づくと、看板が見えてきます。看板が見えたら「SADO 二ツ亀ビューホテル」の方向へ進んでいきます。

下に降りていくと、駐車場やバス停があります。

ここには「景勝地、キャンプ場、海水浴場」の看板が出ています。

そして矢印に従って遊歩道を歩いて行きます。

階段を下りていくと、広場が見え始めました。

広場の先にある看板には日本の各拠点までの距離とロシアのウラジオストクまでの距離が表示されています。
「二ツ亀」と「大野亀」はともにミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得したというからスゴイですよね!

下に見える海もキレイ☆

透明度が高く、高台からも海底の砂の色や藻の様子が見えます。
写真では分かりにくいのですが、藻が赤や黄色、オレンジなどの色をしていて、海の中の紅葉を眺めている気分に♪

浜辺に降りてみると目の前にドーンと二ツ亀が現れます。

わたしが来た時はご夫婦が1組いただけで、ほぼプライベートビーチのようでした。

自然のままでいいですね。癒されます。
流木に座ってサラサラと波打つ海を眺めているだけで幸せ☆

二ツ亀海水浴場は日本水浴場55選に選ばれているだけあって海の水が綺麗。

透明度がとても高く、3m先に泳いでいる魚の姿もハッキリ見えました。水がクリアでどこからどこまでが水なのか分からなくなるくらい。

二ツ亀の砂や石は黒っぽいものが多かったです。これも火山の影響を受けたものなのでしょうか。透明度の高い水と黒くキラキラ輝く石のコンビネーションがなんとも美しかった。

この日は6月初旬で28℃もあり、浜はとても暑かったのですが、帰り道は階段を登り涼みながら歩きました。
道の周りにはアゲハ蝶やモンシロチョウなどが優雅に舞っていて、その光景に自然と笑顔に。
温かく包んでくれる太陽にも、ほてった体を冷ましてくれる影にも感謝できる素敵なひと時でした。

二ツ亀から相川方面に向かう途中には、こんな絶景のご褒美も!

さらに、山の池から流れる大ザレ川が100m余りの滝となってみる事ができる「大ザレの滝」も左手に現れます。

運がよければ虹がかかることも☆
二ツ亀のトビシマカンゾウの花々に元気をもらい、大ザレの滝でマイナスイオンをたっぷり吸って癒されにぜひ訪れてみて下さい。
・最寄りのバス停:海府線 二ツ亀
・駐車場:有り(無料)
・シャワー:有り(有料)
・トイレ:有り
・浜:砂浜
・海の深さ:いきなり深くなる
・バーベキュー:不可
・サーフィン:不可
・ボートセーリング:不可
・水上スキー:不可
・駐車場:1台分くらいのスペース(無料)