
週末に佐渡金山や相川・京町を訪れた方でランチをしたいと考えている方におすすめなのが「與左エ門」。

佐渡で栽培し、自家製粉した打ちたての手打ちそばと佐渡の食材を使ったパスタを美味しく頂けるお店です。
京町通りの上にある「旧鉱山住宅」ということで趣がありますよね。

入り口から入ると懐かしい雰囲気の待合席が。


座敷の中には4人掛けの席や、



外の景色を眺めながらお食事を頂ける横並びの席があります。

室内のインテリアも和テイストのものが多く、佐渡の伝統工芸や手作り雑貨も多くあり、見ていても楽しい。
季節によって毎月飾り付けが変わるので、たびたび訪れる面白味もありますね。
ランチョマットやクッションはこの地域で作られている裂き織を使っていて、素材や色合いの素晴らしさを感じる事ができます。

古風な中にもモダンな雰囲気があり、時間を忘れてゆっくりと四季を楽しめるのもいい。

このレストランはメニューも豊富。






この日はお店で人気No.1の「金山ものがたり 1500円(税込)」を注文。

金山にまつわるあれこれを目と舌で賞味できるということで楽しみ♪
あなたが道遊の割戸へ入り、金の鉱石を採掘してトロッコで精錬所まで運びます。その鉱石を精錬して小判にするという「ものがたり」をイメージして作りました。
オーダーして10分ほど経つと、まず「トロッコそばいなり」が運ばれてきました。

黒ゴマ入りそぼろを金の鉱石、キュウリを車輪、紅白なますを線路に見立てているとのこと。

出汁をたっぷり吸ったおいなりさんと優しい味の蕎麦、薫り高いゴマそぼろの相性が抜群!

隣の部屋で食事をしていた家族連れの方々は「このおいなりさん、スゴイ美味しい!5個くらいは食べれそう。」と言い、追加で単品注文をしていました。

さらに5分ほどすると「道遊の割戸そば」が運ばれてきました。
自家製のいなりで道遊の割戸を表現してあり、天かすは崩れた岩、わかめは日本海の荒波を表しているそう。

冷たい出汁をつけて頂いた蕎麦のコシがしっかりしていて食べごたえあり。

お出汁の味が薄めなので蕎麦本来の風や地元のわかめの風味が引き立ちます。
わかめも沢山入っていて嬉しい♪
1口目は汁をサッとつけて頂き、2口目はワサビをツユに混ぜて頂きました。

お蕎麦と同時に提供された「採掘三点デザート」も素晴らしい。
季節の百万両の最中(右下)、鉱石に似せたコーヒーゼリー&黄金のフルーツゼリー(中)、天領の家紋型で焼いた西三川リンゴのマドレーヌ(左下)などと贅沢な内容。

最中の中には旬のイチゴも入っていて、ほんのり甘い餡子の後味をさっぱりジューシーに仕上げてくれます。
和と洋が同時に味わえるような不思議な味と食感。

コーヒーゼリー&フルーツゼリーは大人の味と子供の味を一気に味わえるのであれもこれも味わいたい欲張りさんにもおすすめ。

マドレーヌは生地がとてもキメこまかく、適度にしっとりして食べやすかったですし、1口1口が美味しく、ゆっくり味わいたい一品。
週末に佐渡金山や相川・京町を訪れた方でランチをしたいと考えている方は是非行かれてみて下さい(^^)
ちなみに、7名以上や記念日の場合は予約が必要で、アレルギーにもできる限り対応してくれるそうです。
・電話番号:090-7832-5806
・営業日:金・土・日
・定休日:月・火・水・木
・営業時間:ランチ 11:00~14:30、夕食 17:30~21:00
・予約:不要(7名以上、コース・宴会・記念日・接待などの場合は要予約)
・支払方法:現金、カード不可
・駐車場:4台
・最寄りのバス停:佐渡版画村(七浦海岸線)から徒歩15分
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