あの楊貴妃も食べてた?!健康と美容におすすめの黒米こうせん

「黒米こうせん」ってご存知ですか?

佐渡で生まれ育った70歳近くの母は「昔は子供の頃なんかに海で泳いで浜に上がってきた後、『黒米こうせん』と砂糖を混ぜた粉を指で舐めとったんだよ」と言っていました。

 

黒米こうせんとは?

「黒米こうせん」とは黒米を煎って粉にしたもの。

見た目は灰色のような白紫の様な色をした粉で団子の粉や米粉のような香りがします。

黒米自体は中国から来たと言われていて、昔は皇帝に不老長寿米として献上する高級な食物とされていて、あの世界三大美女の楊貴妃も健康と美容にと黒米を食べていたのだとか。

1500年も前から食べられてきたとはスゴいですね!

黒米の栄養がスゴイ!

黒米は白米と比べて栄養素が凄いんです。

白米と比較した場合、

・食物繊維(便秘予防に◎) 約6倍
・ビタミンB1(疲労予防に◎) 約5倍
・ビタミンB2() 約4倍
・ナイアシン 約9倍
・カルシウム 約2倍
・たんぱく質 約1.5倍
・その他の栄養、アントシアニン(目の疲労回復)、ビタミンE(老化予防)、必須アミノ酸(胃腸を整える、造血作用など)

 

凄くないですか?

これはスーパーフードですよね!

食が進まない時の健康食や携帯食、非常食としても便利ですしね。

そんな素晴らしい黒米のこうせんですが佐渡では「よらんか舎」で購入することができます。

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我が家もドリンクやお団子などで頂くことがあるのですが素朴で美味しいんです。

こちらは水を入れて1分くらい火にかけて混ぜて練ったもの。

一瞬でできあがります

それを丸めてにきな粉や黒砂糖をかけて頂きます。

食感はモチッとしていて、味はあっさりした白玉団子のようでサラリといただけます。

我が家は子供も好きで、気づくとなくなっちゃってることが多いおやつです(笑)

シナモンシュガーをかけていただくと少し洋風に頂けます。

牛乳や豆乳、コーヒーなどに入れて飲んでもOK!

温めた豆乳に粉を入れて混ぜてできあがり。簡単ですね。

ほんのりお汁粉の様な味がしますよ(^^)

他にも次のような食べ方があるので参考にしてみて下さい。

黒米こうせんの食べ方

黒米こうせんは次のような食べ方もできます。

・そのまま舐めて食べる
・砂糖や黒砂糖を混ぜて粉のまま食べる
・鍋に水やコーヒー、ココア、牛乳、豆乳と一緒に入れ溶かして飲む
・熟した柿を入れて混ぜて飲む
・白米などご飯に混ぜて炊く(>>黒米の炊き方はこちらを参照してください)
・ヨーグルト、果物などにかけて食べる

 

こんな時にも黒米が大活躍♪

子供のおやつに

鍋に黒米こうせんをいれて水を加えて温めてあんこ状にし、きな粉をまぶせば簡単おだんごに早変わり。

ココアや黒砂糖を混ぜて食べるとさらに食べやすいかも。

小さく丸めると可愛らしく、我が家の子供たちは喜んで食べてくれます。

登山やトレッキングの携帯食に

粉と水があれば練ったり丸めたりできるので携帯にも便利。

少量で沢山の栄養が摂れるので、短時間で栄養補給したい時、疲れた時や弱った時にも食べたいですね。

災害時の非常食に

煎ってあるのでそのまま食べることができ、長期保存も可能。

軽いので携帯もでき、一家の保存食として常備するといいかも。

長期保存する際には虫が入らないようにすることと湿気を避けて保存してくださいね。

 

老人の食事に

年を取ると代謝が衰え食も細くなります。

黒米は少しの量で多くの栄養を効率よく摂り入れることができます。

粉になっているので噛まなくても食べることができますし、消化もしやすいので助かりますね。

ダイエット中に

食物繊維が豊富で血糖値の上昇がゆるやかな黒米はダイエット食としても◎

果物やヨーグルトにかけたり、飲み物に混ぜたりと色んな使い方ができるので便利。

食事プラスで摂り入れることができるので飽きがこないのもいい。

病中・病後の栄養食に

少量の食事で効率よく栄養が摂れる黒米を粉にして、消化と吸収をしやすくしたものが黒米こうせん。

食物繊維が豊富なので便秘予防にもよし。

仕事の合間に

忙しい時でも粉のままや水分と混ぜてさっと頂くことができます。時間がない時には助かります。

 

まとめ

「黒米こうせん」は手軽にたくさんの栄養を摂ることができるスーパーフード。

子供からお年寄りまで食べることができ、色んな食べ方ができるのでぜひアレンジしてみて下さい。

おすすめの食べ方があれば教えて下さーい+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚